披露宴参加のための完全マナーガイド

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披露宴は、二人の新たな門出を祝い、家族や友人とその喜びを分かち合う特別な時間です。特にホテルでの披露宴では、更衣室の利用が可能な場合も多いですから、事前に確認しておくと良いでしょう。

更衣室が込み合うことを考慮して、遅くとも40分前には到着するよう計画を立てましょう。もし事前に着替えてから行く場合は、20分前には到着しておくと安心です。今回は、披露宴における服装やマナーについて詳しくご紹介します。

披露宴でのエチケットと対処法

披露宴に出席する際は、招待状と地図を携え、交通渋滞などのアクシデントに備えて余裕を持って出かけましょう。式の30分前には受付を済ませ、必要のないコートなどはクロークに預けて、身軽に会場に入ることが望ましいです。

万が一、披露宴に出席できなくなった場合は、新郎や新婦に電話してお詫びをし、式場にも連絡を入れましょう。新婚旅行から戻った際に、改めてお祝いを持参するか、手紙でお詫びをするのが礼儀です。

また、遅刻してしまった場合は、自分で会場に入らず、係の人に遅刻の旨を伝えて案内してもらうことが重要です。これにより、厳粛な雰囲気を守ることができます。

小さな子供連れでの出席は、親しい関係でなければ避けるべきですが、どうしても連れて行く場合は、出席の返事の際に了解を得ておくことがマナーとされています。子供が泣き出した場合は、すぐに外に連れ出し、周りへの配慮を忘れないようにしましょう。

披露宴での適切な服装と髪型の選び方

披露宴に出席する際、洋服の場合は花嫁のドレスと同じ白は避け、黒の服も仏事を連想させないデザインが望ましいです。肌の露出は控えめにし、昼のパーティーではラメなど光る素材は避け、シルクや薄手のウール、控えめなアクセサリーを選びましょう。夜の場合は、光沢のある素材と光るアクセサリーが適しています。男性は黒の礼服に慶事用ネクタイが一般的です。

和服を着る場合、新郎新婦の母親や仲人は黒留袖が一般的で、親族は色留袖でもよいです。友人や知人の結婚式では、訪問着や色無地が適しています。ウールや普段着の着物は避け、格式のある装いを心がけましょう。

髪型は、普段と異なるアップスタイルやハーフアップがおすすめです。ドレスに合わせたヘアアクセサリーを使用すると、よりフォーマルな印象になります。美容院での予約や更衣室の利用も、忘れずに計画しましょう。

  • 披露宴の洋装では白や仏事を想起させる黒は避ける。
  • 肌の露出は控えめにし、昼はシルクや薄手ウールを。
  • 夜はシルクやレースのドレス、光るアクセサリーが適切。
  • 男性は黒礼服と慶事用ネクタイ、白やシルバーが一般的。
  • 黒留袖は新郎新婦の母や仲人、色留袖は兄弟姉妹の結婚式でOK。
  • 留袖の小物は白ベース、帯締めに金銀をあしらう。
  • 訪問着は着物の色に合わせた淡色の小物を。

披露宴での基礎マナー

披露宴におけるマナーは、細やかな心配りが求められます。受付では、新郎側か新婦側かを確認し、係の人ににこやかに「おめでとうございます」と挨拶しましょう。祝儀袋はふくさから出して、丁寧に「お祝いの気持ちです」と一言添えて渡します。その後は、芳名帳に記帳を忘れずに。ふくさの正しい使い方を覚えておくと良いでしょう。

控え室では、新郎新婦や親族に「本日はお招きいただき、ありがとうございます」とあいさつを。初対面の方には軽く会釈をし、礼儀正しい態度を心がけましょう。

入場する際には、新郎新婦と両親、媒酌人夫妻が出迎えるので、おじぎをしながら短くお祝いの言葉を述べます。御両親や媒酌人夫妻には、感謝の気持ちを伝え、新郎新婦にはほめ言葉をかけるのが良いでしょう。

着席時には、席次表に従い、名札を確認してから着席します。隣の人や同じテーブルの人には軽く会釈をしてから座ることがマナーです。和やかな雰囲気作りに努めつつ、スピーチが始まったら静かに聞くようにしましょう。

披露宴での行動指針:入場から退場まで

結婚式の披露宴は一定の流れに沿って行われます。新郎新婦の入場から始まり、祝辞、乾杯、ウェディングケーキの入刀、食事などの重要なイベントを経て、最終的に閉宴宣言と退場で締めくくられます。これらの順序は変更されることもありますが、一般的にはこの流れに沿っています。

食事中のマナーについては、乾杯では右手でグラスを持ち、音頭とともに「乾杯」と声を出して一口飲むことが一般的です。料理は全員に配られてから食べ始め、目上の人がいればその人が食べ始めてから食べるのが礼儀です。また、スピーチ中は静かに聞きながら食事を続け、終わったら拍手をします。

閉宴時には、司会者からのお開きのあいさつで退席します。席次表や名札は持ち帰るのがマナーです。出口でのあいさつは簡潔に、仲人や両親には感謝の言葉を述べ、新郎新婦には幸せを願う言葉を伝えます。会場を離れても、披露宴の批判は慎むことが大切です。

披露宴の一般的なタイムスケジュール表

以下に示すのは、披露宴の一般的なタイムスケジュールの例です。これを披露宴の計画に役立ててください。ただし、このスケジュールはあくまで基本的な流れを示したものであり、実際にはさらに様々な演出やイベントが組み込まれる可能性があります。

時間 イベント 詳細
13:30 受付開始 ゲストの到着、受付。
14:00 オープニング ホールオープン、背景音楽。
14:15 新郎新婦入場 入場マーチと共に新郎新婦が入場。
14:25 祝辞 親族または特別なゲストによる祝辞。
14:35 祝電の紹介 遠方の親族や友人からの祝電を読み上げ。
14:45 乾杯 乾杯の挨拶後、全員で乾杯。
15:00 ケーキカット 新郎新婦がケーキをカットし、一口ずつ食べる。
15:10 食事開始 乾杯の挨拶後、全員で乾杯。
15:30 余興第一部 ゲストによるパフォーマンスやスピーチ。
15:50 キャンドルサービス 新郎新婦が各テーブルのキャンドルに火を灯す。
16:10 花束贈呈 新郎新婦から親への感謝の花束贈呈。
16:20 余興第二部 別のゲストによるパフォーマンスやビデオメッセージ。
16:40 花嫁の手紙 花嫁が両親への感謝の手紙を読む。
16:50 新郎新婦のスピーチ 新郎新婦からの感謝の言葉とゲストへの挨拶。
17:10 クロージング ファイナルスピーチ、退場準備。
17:20 新郎新婦退場 新郎新婦の退場。ゲストによる見送り。

今どき結婚式の正しい服装と行動

最近人気の個性的な結婚式。大切なのは、主役である二人の意向を尊重し、適切なマナーで参加することです。「平服で」との招待状があっても、カジュアルすぎる服装は避け、「おしゃれなデート」程度の装いを心がけましょう。

会費制の披露宴では、会費は当日受付で支払います。派手すぎる服装は控えめにし、アクセサリーで華やかさを加えるのが良いでしょう。お祝いは現金ではなく、品物を事前に渡すのが適切です。

ガーデンスタイルの式では、屋外の天候に備えて装備を。肌寒い時は羽織るものを、日差しが強い時は帽子を上手に使いましょう。屋外だからこそ、笑顔で明るく参加することが大切です。

人前式においては、会場に合わせた服装が求められます。格式ばらないスタイルが多い今、祝う心を大切にし、新郎新婦の選択を尊重しましょう。

 スピーチと対応で印象づける披露宴

披露宴での役割を担う際、素敵なスピーチをするためのポイントがあります。来賓は新生活へのアドバイスを、同僚や友人は新郎新婦の良い面をエピソードと共に伝え、全員が喜ぶ内容を心掛けます。スピーチは短く要点を抑え、忌み言葉は避けましょう。

受付係は、事前の準備と当日の対応が大切です。招待者名簿を把握し、特別な注意が必要な招待客について知っておくこと、会場への案内や祝儀袋の丁寧な扱いも重要です。礼儀正しさと笑顔が求められます。

司会者は、新郎新婦との打ち合わせを事前に行い、進行表を作成します。進行の管理と、招待客や家族に関する情報を把握しておくことが大切です。忌み言葉を避け、進行をスムーズに行うためには、時間管理も重要です。

撮影と二次会の成功のためのポイント

結婚式の撮影係は、デジタルカメラのバッテリーやフィルムの準備が必須です。新郎新婦の多様な写真を撮り、アルバム作成を考慮することが大事です。また、トラブル防止のためカメラは複数用意し、披露宴以外のシーンも撮影して思い出を豊かにします。

二次会の幹事は、新郎新婦との打ち合わせが重要です。受付や司会、会場選びや予算管理などの役割を分担し、案内状の作成も忘れずに行います。

歌や演奏は、結婚式のムードを高める重要な要素です。場に合った楽しい内容を選び、事前に新郎新婦や式場に確認を取ります。別れの曲は避け、演奏時間は短めに設定することが望ましいです。

まとめ

今回は、披露宴に関するエチケットや服装についてのご紹介をさせていただきました。ご関心をお持ちいただけたでしょうか。内容の要点を以下にまとめましたので、ご参照ください。

披露宴は新たな門出を祝う特別な時間です。ホテルでの披露宴では、更衣室の利用を事前に確認し、込み合うことを考慮して40分前には到着するよう計画しましょう。また、エチケットとして、招待状と地図を携え、交通渋滞に備えて出かけることが大切です。

もし披露宴に出席できなくなった場合は、新郎新婦に連絡し、新婚旅行から戻った際には改めてお祝いを持参するか手紙でお詫びをしましょう。遅刻した場合は係の人に伝えて案内してもらい、子供連れの場合は了解を得てから出席し、泣き出した場合はすぐに外に連れ出します。

このように、披露宴に参加する際は、エチケットや服装に気を配ることで、特別な時間をより一層楽しむことができます。

祝儀袋の渡し方や芳名帳の記帳に注意。入場時には短くお祝いの言葉を述べ、席次表に従い着席し、スピーチは静かに聞く。

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