披露宴で盛り上がる!楽しい余興アイデア
結婚式は、二人が夫婦として歩み始める大切な節目です。そして披露宴は、その喜びを家族や友人と分かち合う「温かい時間」です。
なかでも余興は、会場の雰囲気を一気に明るくし、新郎新婦やゲストの記憶に残る大切なシーンになります。
この記事では、披露宴で盛り上がる余興アイデアから、内容の決め方、会場チェック、マナーや準備のポイントまで、
初めて余興を任された方でも安心して準備できるよう、具体的に整理してご紹介します。
披露宴を盛り上げる余興アイデア集

まずは、披露宴でよく行われる余興のパターンを押さえておきましょう。
大きく分けると「感動系」「盛り上がり系」「ライトに楽しむ系」の3つがあります。
感動を呼ぶ余興アイデア
新郎新婦への気持ちをしっかり伝えたい場合は、しっとりとした感動系の余興がおすすめです。
- 歌・生演奏
友人や家族が新郎新婦ゆかりの曲を歌ったり、ピアノやギターで生演奏をするスタイルです。
プロのミュージシャンを手配したり、新郎新婦自身が演奏を披露することもあります。
たとえば、弦楽四重奏によるBGM演奏や、新郎がジャズピアノを弾くなど、食事や歓談の時間を上品に彩ることができます。 - プロフィールムービー・思い出ムービー
新郎新婦のプロフィールや思い出の写真、出会いのエピソードを映像にまとめて上映する定番の演出です。
ゲストが二人の歴史を共有でき、感動的な雰囲気が生まれます。 - 手紙朗読・メッセージ動画
新郎新婦への手紙を朗読したり、出席できなかった友人・家族からのメッセージ動画を編集して流すのも人気です。
会場が一体になる盛り上がり系余興
披露宴後半の雰囲気をぐっと明るくしたいときは、会場全体で楽しめる“参加型”の余興が活躍します。
- クイズ・ゲーム
新婦が目隠しをして新郎を当てるクイズ、新郎新婦に関する三択クイズ、全員参加のビンゴゲームなど、笑いの起こりやすい演出です。
景品を用意すると、さらに盛り上がりやすくなります。 - ダンスパフォーマンス
友人グループで練習したダンス、新郎新婦による社交ダンスなど、音楽に合わせたパフォーマンスは写真にも残りやすく、華やかな印象になります。 - コメディスケッチ・再現ドラマ
新郎新婦の出会いやエピソードを、コント仕立てでコミカルに演じるスタイルです。学生時代や職場の仲間ならではのネタを少し盛り込むと、会場全体から笑いが起こります。
準備時間が少なくてもできるライトな余興
忙しくてたくさん練習する時間がない場合でも、工夫次第で温かい余興は十分可能です。
- 1曲だけの歌や、ギター1本でのシンプルな弾き語り
- 短めのメッセージムービー(2〜3分程度)
- テーブルごとに新郎新婦への一言メッセージを集めるミニ企画
大掛かりである必要はありません。新郎新婦を思う気持ちが伝わることが、何より大切です。
余興を決める前に押さえたいポイント

余興はあくまで新郎新婦のための時間です。内容を考え始める前に、まずは新郎新婦の希望や会場の雰囲気を把握しておきましょう。
新郎新婦に最初に確認したいこと
余興を任されたとき、次のような点をヒアリングしておくと、その後の計画がスムーズになります。
- 披露宴全体の雰囲気(落ち着いた雰囲気/にぎやか/両方バランス良く など)
- 感動系・笑い系・参加型など、ざっくりとした希望の方向性
- 使ってほしい曲・避けてほしい曲やテーマ
- サプライズにしてよいか、それとも事前に内容を共有したいか
- 家族・職場の上司・年配ゲストなどへの配慮点
頼むメンバー・一緒にやるメンバーの選び方
誰と一緒に余興をするかは、成功を左右する大切なポイントです。次のような人を中心に声をかけてみましょう。
- 時間に余裕があり、練習に協力的な人
- 新郎新婦との関係が深く、思い出話を共有できる人
- 人前に出ることに極端な抵抗がない人
- 連絡が取りやすく、約束を守ってくれる人
人数が多いほど華やかになりますが、その分スケジュール調整が難しくなります。
無理のない人数で計画することが、トラブルを防ぐコツです。
人数と役割分担の決め方
メンバーが決まったら、早い段階で役割を簡単に分けておくと進行がスムーズになります。
- 進行役(MC):挨拶や説明を担当する人
- パフォーマー:歌・ダンス・演技などの中心になる人
- 技術・準備担当:音源、映像、小道具などの管理をする人
すべてを完璧に分ける必要はありませんが、誰が何をするかの目安を決めておくと、
「準備が偏ってしまう」「当日バタバタする」といった事態を防ぎやすくなります。
余興の内容づくりと会場チェック

やりたい内容が決まってきたら、会場の広さや設備と照らし合わせて、実現できる形に整えていきます。
ゲスト全員が楽しめるかどうかも、ここで意識しておきたいポイントです。
ゲスト全員が楽しめる内容の選び方
盛り上がるかどうかだけでなく、誰かが傷ついたり、居心地の悪い思いをしないかという視点がとても大切です。
年齢層やゲスト構成に応じて、「聞いていても安心できる話題か」「家族と一緒に笑える内容か」を基準に選ぶと失敗が少なくなります。
会場設備とレイアウトのチェック
同じ余興でも、会場の広さや設備によってできることが変わります。
事前にプランナーや新郎新婦を通して、次のような点を確認しておきましょう。
| カテゴリ | 確認したいポイント |
|---|---|
| 会場の広さ | ・ダンスや大きな動きを伴う余興に十分なスペースがあるか。 ・通路を使えるか、テーブルの配置を変えられるか。 ・新郎新婦の席から見やすい位置でできるか。 |
| 音響・映像 | ・マイクの本数、ワイヤレスマイクの有無。 ・スピーカーの位置と音量調整が可能か。 ・スクリーンやプロジェクターの有無と位置。 ・スマホ・USB・CDなど、どの形式の音源が使えるか。 |
| 機材持ち込み | ・楽器やPC、照明機材などの持ち込み可否。 ・電源タップや延長コードが必要かどうか。 ・持ち込み機材の事前搬入が可能か。 |
| 更衣室・控室 | ・衣装替えが必要な場合、更衣室や控室が使えるか。 ・着替えのタイミングと移動ルートを事前に確認しておく。 |
プランナー・新郎新婦との連携のコツ
機材の詳細や進行に関することは、会場のプランナーが一番よく把握しています。
新郎新婦は準備で忙しいことが多いため、設備に関する質問はプランナーに直接連絡しても問題ありません。
- 基本的な希望は新郎新婦に確認する
- 機材・進行・タイミングはプランナーに相談する
- 他の余興と内容や時間が重ならないよう、情報共有をお願いする
連絡の窓口をはっきりさせることで、当日の進行トラブルを防ぎやすくなります。
結婚式余興のタイムスケジュールと持ち時間の考え方
余興の内容がまとまってきたら、披露宴全体の流れの中で、どのくらいの時間を使えるのかを確認しておきましょう。
披露宴の流れの中での余興の位置
披露宴の進行は会場によってさまざまですが、一般的には次のような流れの中に余興が組み込まれます。
- 新郎新婦入場・主賓挨拶・乾杯
- 食事・歓談(このあたりから余興が入ることが多い)
- 中盤の余興・ムービー上映など
- お色直し入場・メインイベント
- 新郎新婦からの挨拶・お開き
余興がどのタイミングに入るかで、雰囲気も変わります。中盤なら賑やかに、終盤なら少し感動寄りにするなど、
流れに合わせた内容にすると披露宴全体がまとまりやすくなります。
5分・10分・15分別の構成パターン
余興の持ち時間は、1組あたり5〜10分程度が一般的です。時間別に、構成のイメージをまとめておきましょう。
- 約5分の場合
挨拶(30秒〜1分)+メインパフォーマンス(3〜4分)+締めの一言(30秒程度) - 約10分の場合
挨拶(1分)+ムービーや歌(5〜7分)+簡単な説明やメッセージ(2〜3分) - 約15分の場合
2種類の演出を組み合わせる(例:ムービー+歌、クイズ+歌 など)。
各パートを7〜8分以内に収めるよう意識すると、だらだらした印象になりにくくなります。
時間オーバーを防ぐ工夫
当日、盛り上がるほど話が長くなってしまうことがあります。進行全体に影響しないよう、次の点を意識しておきましょう。
- 事前練習のときに、必ず「通し」で時間を測っておく
- 挨拶や説明部分は台本を簡潔にしておき、アドリブを増やしすぎない
- ムービーの長さは3〜5分程度を目安にする
予定より短く終わる分には問題になりにくいですが、長くなりすぎると他の進行に影響が出ることもあります。
余裕を持った構成を心がけましょう。
当日成功させるためのマナーと心構え
結婚式は、新郎新婦をはじめ多くのゲストが集まる「フォーマルな場」です。楽しく盛り上げつつも、基本的なマナーを押さえておくことで、誰にとっても心地よい余興になります。
会場・ゲスト・新郎新婦への配慮マナー
マナー面で意識しておきたいポイントを、改めて整理しておきましょう。
「自分たちだけが楽しい」余興にならないよう、会場全体への配慮を忘れずに進行することが大切です。
本番までにやっておきたい準備
余興の出来を左右するのは、当日ではなく「事前準備」です。最低限、次のステップを押さえておきましょう。
- 台本・進行表を簡単でいいので用意する
- 使用する音源・映像・小道具を、1つのバッグなどにまとめて管理する
- 本番までに2〜3回は通し練習を行い、流れを全員で確認する
- 当日の集合時間と、会場入りの時間を決めておく
可能であれば、プランナーに相談して、音量チェックや映像のテストを事前に行えるとさらに安心です。
緊張していても伝わる見せ方のコツ
ほとんどの人は、人前に立つと緊張します。それでも、次のポイントを意識するだけで、印象は大きく変わります。
- 始まりの一言は、ゆっくり・はっきり話す
- 背筋を伸ばし、顔を上げて会場全体を見るようにする
- 笑顔を心がける(無理に大笑いをする必要はなく、口角を少し上げる程度でも十分)
- 言葉が詰まっても、深呼吸して言い直せば問題ないと考える
完璧であることよりも、「新郎新婦を心から祝福したい」という気持ちが伝わることが何より大切です。
挨拶・お祝いの言葉で余興を彩る
余興の前後に添えるひと言の挨拶は、全体の印象を引き締めてくれます。
長く話す必要はありませんが、新郎新婦へのお祝いの気持ちが伝わるよう、シンプルな言葉を準備しておきましょう。
友人代表としての挨拶例
例文
「ただいまご紹介にあずかりました、新郎○○さんの友人の△△と申します。
お二人のご結婚、心よりおめでとうございます。
日頃の感謝とお祝いの気持ちを込めて、ささやかではありますが余興を用意しました。
どうぞ温かく見守っていただけましたら幸いです。」
親族としての挨拶例
例文
「新郎○○さんのいとこの△△と申します。
本日はおめでたい席にご一緒でき、大変うれしく思っております。
日頃から家族ぐるみでお世話になっているお二人に、心を込めてお祝いの余興をお届けしたいと思います。
どうぞお楽しみください。」
職場からの挨拶例(上司・同僚)
例文
「新郎○○さんの職場の上司にあたります、△△と申します。
○○さんには、日頃から仕事で大変頼りにさせてもらっており、このような晴れの日を迎えられたことを心からうれしく思います。
職場の仲間一同からのお祝いの気持ちを込めて、余興をご用意いたしました。
ご来賓の皆さまにも、少しでも楽しんでいただければ幸いです。」
このように、自己紹介・お祝いの言葉・余興の案内という流れを意識すれば、短い挨拶でも十分に気持ちが伝わります。
まとめ&準備チェックリスト

披露宴の余興は、新郎新婦への祝福の気持ちを形にし、ゲストと一緒に楽しい時間を共有できる大切な機会です。
最後に、準備を進めるうえでのチェックポイントを一覧でまとめます。
- 新郎新婦の希望・NGテーマ・サプライズ可否を確認した
- メンバー・役割分担・連絡方法(グループLINEなど)を決めた
- 会場の広さ・音響設備・映像機器・更衣室の有無を確認した
- 余興の内容を、感動系・盛り上がり系・ライト系から選び、構成を固めた
- 持ち時間を意識して、通し練習で実際の時間を測った
- 台本・音源・小道具・衣装を準備し、1つにまとめて管理している
- 基本的なマナー(時間厳守・話題の配慮・ゲストへの思いやり)を押さえている
- 当日の集合時間・会場入りの時間をメンバー全員で共有した
これらを順番に確認しながら準備を進めれば、披露宴でしっかり盛り上がる、思い出深い余興になります。
新郎新婦にとって一生の宝物になる時間をイメージしながら、無理のない範囲で楽しく計画していきましょう。

